愛媛県旅行(2) [宇和島城、大洲城]

宇和島城

さて、愛媛県旅行二日目です。

まずは宇和島城です。この日は天気もよく、門は開いていました。

この門は「藩老桑折氏武家長屋門」で、移築されたものです。宇和島市指定有形文化財のようです。
階段を登っていきます。


結構しんどいです。


石垣がかなり立派です。

井戸丸跡らしい。

天守閣に到着です。

宇和島城は明治維新まで宇和島藩の藩庁でした。
天守閣は1670年ごろ伊達宗利によって建てられたもので、国指定重要文化財です。
小さいながらもかなりのかっこよさ。

側面

中の様子です。

骨組みの模型。

中では、「宇和島伊達家家紋しをり」なるものが売られていました。私はおみやげとしてのしおりがかなり好きなので、もちろん買いました。プラスチック製でデザインも良し。

他に、城山郷土館という施設が城内に入りました。時間があれば見てもいいかもしれません。

帰りがけに誰でも気付きますが、良い写真が取れる場所があります。そこから一枚。

wikipedia-宇和島城

大洲城

続いて、大洲城に向かいます。
昼ごろ伊予大洲駅に到着。そこから徒歩で大洲城に向かいます。
結構遠いので、20分以上はかかるのではないでしょうか。
遠くに天守が見えます。

着きました。


大洲城は大洲藩の藩庁で、大洲藩は概ね加藤光泰系加藤氏が藩主でした。
上の右手前にあるのは台所櫓で、現存しているものです。他にも、現存している櫓がいくつかあり、それぞれ国指定重要文化財です。
そして天守閣ですが、これは2004年に木造で復元されました。
全国に復元天守は数知れずありますが、大体は鉄筋コンクリート造であり、外観も資料不足などもあってかテキトーなものが多いです。木造復元が行われだしたのはかなり最近のことで、木造でも外観がテキトーなものもあります。そういった中で大洲城天守は奇跡的な資料の豊富さもあって、極めて忠実に木造で再建されており、復元天守としては白眉です。城郭ファン(天守閣ファン)としては是非訪れるべき城です。

中には在りし日の城の様子が模型で再現されていました。

天守からの風景もなかなか良い感じです。

隣の櫓が見える。

ということで終わりです。
大洲城が発行する、写真と解説の載った本はなかったと思います。少々残念。

いやあ、また来たいなー。

wikipedia-大洲城

大洲市は他にも、大洲城とセット券が販売されている臥龍山荘や、旧県社の大洲領総鎮守八幡宮、仏殿が見事な如法寺などあります。いずれもその重要性を知らなかったので行っていません。。。

ということでまだ二日目の途中ですが、一旦ここで終わります。
次回は松山城からです。