どうもこんにちは。
さて、北陸旅行二日目です。
7時30分ごろに富山駅を出発、8時30分ごろに砺波駅に到着です。
砺波といえば散居村ですが、あれは上から見ておもしろいものですから、特に写真はありません。
といっても、少しは電車から写真を撮っておけばよかったです。
砺波駅からバスで瑞泉寺に行こうと思っていたのですが、出発まで一時間も持て余すことになりそうだったので、タクシーに乗りました。
…失敗でした。
砺波駅から瑞泉寺までめちゃくちゃ遠い。めちゃくちゃ高い。
よっぽどのことでない限り、タクシーは一人で乗るものではないですね。
ひとまず到着です。
南砺市井波の町並み
井波は瑞泉寺の門前町であり、町並みがかなり綺麗です。
彫刻師の店内での作品制作過程が、外から見えます。
いよいよ瑞泉寺に入ります。
瑞泉寺
山門です。県指定有形文化財です。
山門というのは本当にかっこいいですね。立派な山門があるだけで、その寺に行きたくなります。
井波の寺院なので彫刻はすばらしいものがあります。写真が適当で申し訳ありません。
山門から中に入りました。浄土真宗ではよく見かける、巨大な本堂です。
瑞泉寺のホームページによれば、1886年の再建みたいです。
瑞泉寺は1390年ごろに開創され、それ以後北陸浄土真宗の一大中心地となって行きました。
一向一揆でも重要な役割を果たしています。
現在の宗派は真宗大谷派です。
本堂から横の太子堂へと直接つながっています。
太子堂の外観はこちら。大正7年(1917年)に再建されたものです。
めちゃくちゃかっこいい。
巨大で威容が凄まじいです。
外に出て、山門横にある式台門です。山門と同時期のものだと思われます。
市指定有形文化財のようです。
あと、瑞泉寺には宝物殿があります。
しかし、私が言ったときは残念ながら閉まっていました。
ネットでも情報が見当たらず、私の記憶も曖昧ですが、
おそらく冬期は閉鎖しているということだったと思います。
宝物殿まで見ようと計画している方は、冬期ははずしたほうが無難でしょう。
もちろん、それ以外の時期では開いているという保障もないんですが。
最後に御朱印と御朱印帳です。
御朱印は本堂の中で書いてもらえます。
まず御朱印帳。小サイズです。
ここで、「え、浄土真宗で御朱印とか嘘やろ」と思われた方もいるかもしれません。
実は京都から離れると、浄土真宗でも御朱印を取り扱っている寺院は結構あります。
真宗高田派の専修寺などもそうですね。
京都の東西本願寺もさっさと始めてくれたらいいのですが、
(昔はやっていたらしいのに)HPでも意味不明な理屈を開陳しているし、
まあ当分は無理なんでしょう。
瑞泉寺ですが、御朱印帳を製作してくれているのは本当にありがたい。
というのは、私は宗派ごとで御朱印を分けているからです。
仏教というのは宗派ごとでその信仰形態が全く異なっていますから、
神社と寺院を分けるのと同様、宗派ごとにも分けたくなるわけです。
浄土真宗は御朱印自体少なく、特に御朱印帳を製作してるところは
牛久大仏とここぐらいだと思われるので、ありがたいですね。
つづいて瑞龍寺に向かいます。
9時30分ごろにバスに乗り、10時40分ごろに瑞龍寺に到着しました。
途中、バスで砺波駅に行き、その後電車に乗ったのか、
それともバスでそのまま瑞龍寺に行ったのか、記憶がありません。
ご容赦ください。
まず、八丁道(八町道)です。
瑞龍寺と前田利長墓とを結ぶ道として1649年に整備されました。
ちなみに前田利長墓は行ってません。
この細くて長大な直線はちょっと異様です。
さて、瑞龍寺に到着です。
瑞龍寺
これは総門です。
国指定重要文化財で、正保年間(1645-1648年)竣工のようです。
明らかに国宝級だと思いますが、竣工年が確定していないので重文なんですかね。
続いて山門です。
山門は国宝です。1645年竣工。
すばらしいのですが…瑞泉寺を見てからだと、少し小さく見えてしまいます。
そして、山門から中に入ります。
よく見る角度から。
仏殿ですね。もちろん国宝です。1659年竣工。
鉛瓦が特徴です、ただ私のような素人目にはわかりません。
そしてやはりなんだか…小さく見えます。
仏殿の背後には重文の法堂があります。
瑞龍寺は1614年、前田利長の菩提寺として、前田利常が開創しました。
金沢にあった法円寺というのが前身のようです。
現在の宗派は曹洞宗です。
はい、以上の写真を見て、こう思われた方がいると思います。
なんだかいまいちだな。。。
私の写真の技術がしょぼいのは言うまでもありませんが、やはりなんだか微妙な印象が拭えません。
原因としてはおそらく
・天気(空)が圧倒的に悪い。
・残雪が中途半端でひどい。
・入って右の大庫裏が工事中。
・瑞泉寺を見てからだと、小さく感じざるを得ない。
などがあると思います。
これらの原因要素が排除された状態で、瑞龍寺に行くことを強くお勧めします。
私もなんだか悔しい。
絶対にもう一度、少なくとも夏場、真宗建築を見る前に行きたいと思います。
工事はどうにもなりませんけどね。。。
最後は御朱印帳と御朱印です。
御朱印は総門前のところで書いてもらえます。
御朱印帳です。他にも別種のオリジナル御朱印帳があったと思います。
サイズは大ですが、少々縦長気味です。
綺麗ですが、ちょっとキラキラし過ぎてる印象があります。
さらに、瑞龍寺の解説本も購入しました。それほど高くなかったはずです。
綺麗な写真と、歴史、伽藍の詳細な解説が書いてあります。
さて、二日目途中ですが、今回はここまでとします。
次回は二日目後半で、射水神社、伏木の気多神社、勝興寺です。