イタリア・フランス旅行(2) [バチカン美術館、サン・ピエトロ寺院]

どうもこんにちは。

さて、早朝からバチカン美術館です。

バチカン美術館

すごい人の数。

城壁(市壁)というのもローマで初めて見ました。

かなり並んでから、入場です。

MVSEI VATICANI。

バチカン美術館は、バチカン宮殿の内部にあります。
様々な小美術館から構成されており、大量の美術品が展示されています。
歴代ローマ教皇の美術品コレクションだそうですが、宗教のトップが嗜好品を収集とは
正直言って個人的にあまり好きではないです。
ただの権力者の贅沢なんですよね。
宗教的虚勢演出を行うために必要だとしても、そこまでいらないだろ。。。
芸術の庇護者の役割と、市民への展示を行っている点では非常にありがたいんですがね。

内部に入りました。
まず絵画館(pinacoteca)からです。

作品名わからない…。ダ・ヴィンチの最後の晩餐と構図がそっくり。

これはトップクラスに有名な、ラファエロの「キリストの変容」です。

ただ、現地の解説がよくわからず、模写かと思ってあまりじっくり見ませんでした。
サン・ピエトロ寺院内部にもこれがあるのですが、どちらか本物か未だにわかりません。
おそらく、このバチカン美術館内のものが本物だと思われます。。。


これはパリス・ボルドーネの「竜を退治する聖ゲオルギウス」です。
パリス・ボルドーネ、知らない。。。

あとは、作品、作者名はわかりませんが気に入ったものを何枚か。
額に一応作者名はかいてあるけど。

さて、システィーナ礼拝堂方面へ向かいます。


地図のギャラリーというところだと思われます。
豪華絢爛で目を奪われるが、おじさんの禿頭にも目を奪われる。

いや、頭気になるなあ。。。


美しいですが、慣れてない日本人感覚としては装飾のやりすぎ感がすさまじい。


すごいのだが、解説はできない。。。

中庭。空が絵画のようです。


ラファエロの間、近辺だと思われます。

さて、これが世に言う「アテネの学堂」です。ラファエロ作

ご存知でしょうが、中央二人の左がソクラテス、右がプラトン、
そしてソクラテスのモデルはレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像だそうです。

窓際の天井装飾。

この後システィナ礼拝堂を見てきました。
なぜかここだけ写真撮影禁止でしたよ。一応礼拝空間だからか。
教科書とかで知っている部分も多かったので、見ていて色々面白かったです。

さて有名な螺旋階段。よく見ると二重なんです。

見上げる。

ということで、美術館は終わりです。
時間の関係上全ては見れませんでした。当たり前かもしれませんが。

図録は結構な種類が出版されており、日本語のものも多いです。
展示品を全て見れていないので、網羅的な図録を買う気にはなれない。
ということで、今回はこの図録を買いました。かなり少数に厳選されていますが、コンパクトでいい。それほど高くはなかったはずです。

ちなみに私は美術館、博物館、展覧会に行った際はだいたい図録を買っています。

外に出ました。

この手前の人ですが、この人は有名なスイス衛兵です。
制服が極めてファッショナブルですが、それもそのはず、なんとデザイナーは
ミケランジェロらしいです。すごいな。

さてバチカン宮殿の隣のサンピエトロ寺院に来ました。

サン・ピエトロ寺院(今回は外観のみ)


ご覧のように長蛇の列ができており、時間の関係上、明日の早朝に行く戦法に変更しました。
ということで、今回は外観のみです。

バロック様式なんですかね。

広場の柱廊(列柱)がすごいんですよ。広場全体としての形状もおもしろい。
ベルニーニ設計です。


すさまじいです。

再び正面らへんから。

ここからサンタンジェロ城の方へ歩いていきます。
振り返って。いやほんと、すごいですね。

さて、この日はまだ行動しますが、今回はここまで。
次回はサンタンジェロ城からです。